

勝呂宗平(初代館主)は朝香平十郎氏・朝香安蔵氏とともに共同事業として私有温泉開発に成功し、明治館を創業しました(土肥温泉ガイドブック・土肥町年表より)。上、左の写真は恐らく開業当時の写真だと思われます。当時の明治館は土肥の山側、土肥神社のある馬場(ばんば)地区にありました。この地区は、土肥温泉発祥の湯ともいわれる吉祥山安楽寺の「まぶ湯」(現在は工事中の為立入り不可)や昔は土肥神社境内にも湯端が存在したなど土肥温泉発祥の地とも言えます。
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●補足 この温泉には、面白い伝説(神様が盗んできた温泉/神様がお湯に入った話)もあり、現在、恋人の里とい実行委員会主催による『民話の語り』(おおよそ月に2回程度催行・場所不定)にて聞くこともできます。 |
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●補足 |
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初代社長が三申氏より「共楽荘」を譲り受けた際、氏が明治館宛に記した別荘「共楽荘」の譲渡書らしきものがございます。次のように記されているそうです。 |
共楽荘 比ノ荘ハ余ノ四谷之宅ヲ移シテ作ル所也。余比ノ家ニ住ミ明治四十四年ヨリ大正十一年ニ至ルマデ実ニ十二年。其ノ写居家拠世ノ営為ハ擧ゲテ比ノ家ニ拠ル。復タ居ヲ南部坂ニ稼スト雖モ流ニ應ズルモ之ヲ棄ツルニ忍ズ。去ル冬偶マ勝呂氏ノ乞ニ膽テ、喜ビテ為ニ贈ル。勝呂氏ハ乃チ之ヲ其ノ居村ニ搬送シ、今年三月ヨリ起工シ七月ニ至リ御成ル。修補改造ノ功全シ。報ヲ乃、来観止マズ。旧容ニ増スニ又自ラ新装ヲ加ヘ結構シ、布置頗ル余ノ懐ク所ニ合ス。盖勝呂氏ハ余ト契合、殊ニ深シト以為矣。逆忘年之友、其ノ所有ル則実ニ余ノ所有也。今余勝呂氏ニ藉リ、能ク舊蹟ヲ保存スルヲ深テ、勝呂氏モ亦余ニ頼リ能ク別業ヲ経営スルヲ得、両心一ニ和深ニ能ク相共ニ楽シミ為ス所以ハ曰ク、共楽荘也記スルニ以テ欄間ニ扁シテ云フ。 昭和四年七月 三申道人
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木造の建物もコンクリート造りの建物(左写真)に改築。昭和49年(現在の海辺の位置に新館建設)から昭和52年ごろまでは明治館別館として営業しておりましたが、その後売却し、創業より歴史を積み重ねてきた場所での営業に幕を閉じました。その建物も平成18年に取り壊され現在は一部は駐車場、その他は空き地(住宅予定地)となっております。 |
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昭和49年、土肥海水浴場に土肥グランドホテル明治館がオープンし、現在に至ります。客室全てが海側!もちろん大浴場・露天風呂も!お部屋からは駿河湾を行き来する舟や、夜には漁り火をのんびりと眺め、露天風呂では波の音を聴きながらゆったりとお湯につかる...そしてなんと海側玄関から1歩出ればそこは砂浜!夏は海水浴、その他のシーズンも海辺をのんびり散歩したり...お客さまにはとにかく海を満喫して日頃の疲れを癒していただきたいと思います。 |
当旅館「土肥グランドホテル明治館」は、「碧き凪ぎの宿 明治館」への宿名を変え、新たにスタートしてまいります。
今後とも、当旅館をよろしくお願い申し上げます。